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新聞広告は効果が無い?メリット・デメリットから考える「本当の使い方」

「読売グループ」と聞いて、みなさんは真っ先に何を思い浮かべるでしょうか。やはり「新聞」が浮かんでくる方が多いのではないでしょうか?
インターネット広告市場が席巻する時代に、いまさら新聞広告なんて...と考える方も多いと思います。そこで今回は「新聞広告」について、上手な活用方法をご紹介します。

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新聞の特徴と購読者像

近年はインターネット普及により紙媒体の影響力が低迷していると言われています。
2010年の発行部数は4,932万部だったのに対し、2020年は約3,500万部とここ10年で発行部数は1,400万部程度落ち込んでいます。
しかし新聞においては、ネガティブな話題が全てではありません。日本の総世帯数(およそ5,700万世帯)から考えると、おおよそ6割の世帯で購読されていることになり、メディアとして依然多くの人の目に触れる媒体だと言えます。
このような「高いリーチ力」においては、他の広告媒体に遅れを取らないパワーを持っています

出典:
新聞の発行部数と世帯数の推移|日本新聞協会 - https://www.pressnet.or.jp/data/circulation/circulation01.php

また「所得が高い人ほど新聞を読んでいる」ことも、購読者の特徴として挙げられます。高所得者になればなるほど新聞を読んでいるという調査結果もあり、経済動向や時事ニュースに敏感な層が読者に多いのです。

毎日発行される新聞は、日常生活に溶け込んだメディアです。「新聞を読む習慣」が身についている人が多いため、なにか他のことをしながらの「ながら見」ではなく、しっかり内容を読み込む読者が多いことも特徴のひとつと言えます。そのため新聞の情報に対する信頼も厚く、さまざまなメディアの中でトップの信頼度を誇っています。とくに新型コロナウイルスの流行下では、信頼できる情報源として多くの人に重要視されています。

新聞の信頼度は各メディアを抑えトップ

出典:
世論調査 | 公益財団法人新聞通信調査会 - https://www.chosakai.gr.jp/project/notification/


新聞広告のメリットとデメリット

続いて、さまざまな広告媒体のなかで「新聞広告」を打つメリットについてご紹介します。

1. ブランディングに強い

前段で紹介したとおり、新聞は非常に信頼度の高いメディアです。内容も「政治」「経済」「事件・事故」など、公共性の高い情報が掲載されています。その媒体自体が持つ良いイメージが広告にも適用され、ポジティブな印象を持ってもらえるのです。
また、インターネットやテレビCMと違い、紙媒体は受け手側のタイミングで接触が可能です。広告を読者のペースでじっくり読むことも、反対に読み飛ばすこともできる紙媒体の広告は、読者にとってストレスの比較的少ない媒体とも言えます。
読者の信頼度が高く、押しつけの少ない新聞広告は、ブランドセーフティの観点からもおすすめできる媒体です。

2. 高所得・高齢者層へのアプローチ

他の媒体ではカバーしきれない層へのアプローチが得意なのも、新聞広告のメリットです。とくに高所得層へアプローチできる「毎日接触できて、読む習慣のある新聞」は、広告媒体として魅力的だと言えます。

3. 特定の地域・タイミングで掲載できる

毎日発行される新聞は、特定の地域やタイミングで一気に広告を展開できます。
たとえば「特定の地域」で掲載できるということは、その地域に密着した内容で広告を作れるということです。全国各地の名所に合わせた内容で広告を作って掲載することもでき、「地域限定」というプレミア感が生まれ話題性を持つこともあります。これがSNSなどに拡散されれば「バズった」状態となり、より広範囲で広告が認知される可能もあります。

4. 大きなサイズの広告が掲載できる

新聞はもっとも大きい面積で個人に接触できる広告媒体です。画面を通した広告はそれぞれのデバイスごとにサイズが異なり、雑誌も新聞のサイズに及びません。新聞の見開きに掲載する「全面広告」はその大きさゆえ、掲載するだけで印象に残りやすいのです。


このようにメリットも多い新聞広告ですが、もちろんデメリットもあります。

最も分かりやすいデメリットは「若年層へのアプローチが難しい」ことです。購読者層から分かるように、新聞は「高所得・高齢層」の多い媒体です。若年層がまったく読んでいないわけでは無いですが、他媒体を検討したほうが効果が出る可能性が高いです。
ただし「手元に残ると嬉しいファン向け広告」や「全国一斉展開で話題づくりをしたい広告」など、ブランディングに関わる施策はターゲット問わず新聞広告も選択肢の一つとしておすすめします。

次に「効果測定が難しい」ことが挙げられます。インターネット広告では「広告の表示回数」から「クリック数」「広告から訪問したユーザーのうち、何人が購入・問い合わせに至ったか」まで計測可能ですが、新聞広告では「実際に購入・問い合わせした数」の計測に留まります。効果測定を重視したい場合は、新聞だけではなく別媒体での広告掲載も検討してみると良いでしょう。

さらに「読み飛ばせる」こともデメリットの一つと言えます。メリットでも述べたとおり、読者にとってはストレスが少なくなりますが、広告にとっては本末転倒になります。何度も繰り返し掲載できるならまだしも、1回きりの掲載を検討している場合、読者と最も接触できるのは「発行当日」の1日きりです。この発行当日にどれだけ読者にポジティブな印象を与えられるかが勝負になります。そのためには現状分析・戦略をしっかり立てたうえで「ターゲットに刺さる施策・クリエイティブ」を緻密に練る必要があります


安易に「新聞広告は効果がない」と切り捨てるのはNG

新聞広告は「ブランドセーフティ」「特定地域・タイミングでの展開」「広告を通した話題作り」が得意

すべての媒体に言えることですが、それぞれに得意・不得意があります。
新聞広告はブランド毀損の可能性が低く「ブランディング」と好相性で、「高所得・高齢者層へのアプローチ」を得意としています。掲載できるサイズも豊富で、記事の途中に差し込む小さなものから、新聞紙全面を使用する非常に大きなものまで、予算や施策に合わせて選択することが可能です。

近頃は新聞広告を通した話題作りを重視した施策も多く、「広告目当てで購入」するケースも増えてきました。新聞というアナログ媒体とは対極にあるような業界の広告でも、意外性から興味を持って見てもらえることも十分あります。施策を練るうえで最初から「新聞は無い」と考えるのは、非常にもったいないことです。

もっと新聞広告に関する情報が知りたい、施策のヒントが見つからないなどお悩みの方は、ぜひお気軽に「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。


新聞広告の持つ「安心感」をインターネット広告でも!LINEを活用した「顧客育成(ナーチャリング)」で効果を最大化!

LINEを活用して新聞広告の効果を最大化「顧客育成(ナーチャリング)」施策サービス

そうは言っても、やはりリスクは回避したいものです。当社では新聞広告の弱点を最小限に抑えて成果を最大化する、「LINE」を活用した「顧客育成(ナーチャリング)サービス」の提供をしています。

広告に興味を持ち接触(ウェブサイトへ訪問するアクション)をした読者に対し、LINEのサービスへ誘導して顧客育成を行います。これにより新聞の持つ「発行当日しかほとんど接触できない」というデメリットを軽減し、インターネット上での接触を増やすのです。訪問した時点で「顧客にならなかった読者」を「未来の顧客」へ育成することで、追加広告掲載などのコストを抑え成果を最大化させます。

LINEは高齢者層のユーザーも多く、接触に抵抗の少ないサービスです。
「インターネット広告では高齢者層に信頼してもらえるか不安」「ブランド価値が毀損されないか心配」という場合、ぜひ新聞広告とLINEを組み合わせたこちらのサービスをご検討ください。

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