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育休経験者による座談会

当社では仕事と子育ての両立支援を重要な課題と捉え、社員が安心して働けるよう法律を上回る育児休業制度を設けるなど、多種多様なライフステージに応じてキャリア形成ができるように制度を整えています。
実際に育児休業を経験した社員はどのような思いを抱いていたのでしょうか。制度利用者3名に集まっていただき話を伺いました。

私が所属している部署では案件をチームで取り組むような体制を整えています。
チーム体制を組めば、子育ての仕方や、個々のライフスタイルも、様々な角度でフォローできます。安心して仕事に取り組める環境で、力を発揮していただければと思います。

今は社会が大きく変わり様々なことにおいて過渡期と言えます。当たり前にできていたことができない状況でマイナスな点はたくさんありますが、変化を前向きに捉えて広い視野をもち、チャレンジすることが大切だと感じています。
今このタイミングでの就職活動は本当に大変だと思いますが、自分の思いや強みを再発見する貴重な機会として色々な挑戦していくことで、素晴らしい道が開けるのではないかと思います。

私は育児休業を取得し、また日常の育児を通して素晴らしい経験ができ、間違いなく自分の人生が豊かになったと実感しています。人生における価値観や考え方は人により様々ですが、男性も女性もこれからのライフプランにおいて子供を産み、育てるということについてもじっくり考えてみてはいかがでしょうか。そのうえで仕事と子育てが両立できる環境や制度が整っているかどうかも企業を選ぶうえでポイントになるかと思います。
私も総務部にいる立場から男女問わず仕事と子育てを両立できる環境をより充実させていければと考えています。
人生100年の時代を生きるみなさんの人生はまだまだ長い道のりです。今は大変な時期かもしれませんが、焦らず落ち着いて就職活動を頑張ってください。

産休育休取得時のエピソードがあったら教えてください。

私の場合、男性なので産休ではなく育児休業を取得しました。 まだ当社で男性が育児休業を取得した人がいなかったため、子供が生まれるとわかった時に上司に相談し、せっかくの機会だから男性も育児休業を取るようにと言われ、周りの協力もあって休暇取得をしました。
子供が12月に生まれたので、産後に育児休業を取得しようと思い、私は業務に差しさわりのないように年末年始を挟んだ形で20日間ほど取得しました。産後1週間ほどで妻と子供が退院し自宅に戻りました。
退院後は妻も体力が落ちてほとんど動けない状態でしたので、年末年始は家事と育児にもうてんてこ舞い状態でした(笑)。
第一子の出産ということもあり初めての事だらけで、もうどうしていいかわからなかったですよ。妻も当然ですが試行錯誤しながらでしたね。そんなときに育児休業をとれたのがとてもよかったです。妻にも振り返ってみてその時の育児休業を取れたことがとても助かったと感謝されました。

私は2人子供がいて、上の子の時は初めての出産なのでいろいろと心配がありましたが、下の子の時はちょっと油断というか慣れもあり特にトラブルもなくかなり余裕な感じだったのですが、産休入る前は、女性の健康啓発に係るプロジェクトを担当していて、イベントを応援頂くご協賛社様を募集し、コミュニケーションを取らせていただいている状況でした。その募集の途中段階で私は産休に入らなくてはならず、どの様に引き継げばいいんだろうと焦りながら仕事をしていました。自分の体の管理よりは仕事の事ばかり気になってしまって…、そういうことしか覚えてないですね(笑)。常に周りの方に協力して頂きながら子育てと仕事をしている状態ですね。
岩崎さんが家事全般をして手伝うなんて、すごく素敵なお父さんだとなぁと思いました。
うちの場合は、もう両家の父と母がいなかったらとてもとても…。 子どもを出産した直後は母と夫が面倒をみてくれていて、子育て期間は本当に大変なので一緒に手伝ってもらった方がいいと思います。

私も当時の上司やチームの後輩、また周りの方々に協力を頂いてギリギリのタイミングで引継ぎを終えて、なんとか無事に産休に入れました。ご協力くださった方々にはとても感謝しています。

実際、その取得期間って、こういう制度があってよかったと思うのはありますか?

復帰後しばらくは、保育園の慣らしが必要だったり、子供が体調を崩したりで、上司に相談して「時短勤務」を利用しました。半休や全休の有給休暇を取得することも多かったです。

私は年末年始の休みを利用して育児休暇を取得しましたので男性が育児休暇を取得する場合、長い休暇を利用したほうが仕事に影響がなく取得しやすいのではないかと思いました。 当社では男性が育児休業を取得してる方はまだ少ないので、そういう環境、もしくは取得できる雰囲気を作っていけたらいいかな、と思っています。

チームの皆さんに受け止めていただけて、柔軟な体制で動けたと思うので、すごくありがたかったです。

仕事と子育ての両立はどうされていますか?

妻と相談し、私が子供を迎えに行く係です。
昨年からコロナの関係で保育園の迎えの時間も早くなったこともあり、上司と相談して時差勤務を使用して、早めに出勤し、早めの退社をしています。仕事をする時間は限られているので、その分ぎゅ~と凝縮してやっています(笑)。でもその方がダラダラ長くなるよりは効率よく働けたりしていますね。ただ緊急事態宣言中で、子供を保育園に預けられない時のテレワークは、仕事に集中できなくて困ったときもありましたが…(笑)

物理的に時間は足りないですよね。
人によるとは思いますが、私は子育てだけしてるとダメなタイプで、仕事に復帰した時の方が楽になるんです。やっぱり保育園の先生なり家族なり誰かに預かってくれる時間が少しでもあって、安心して子供を見て頂ける時間があるだけで気持ちが楽になり助かります。その時間内は集中して仕事ができますから。
仕事中は業務に、子育ては子供にと気持ちを半々にすることでどちらも楽しくできています。

子供がまだ赤ちゃんの頃ですが、仕事をバタバタっと終わらせて家に帰ると子供はまだしゃべれないので、私は仕事と子育ての切り替えがなかなかできない中、すごい無音で…(笑)。たまに夕食を食べさせている時などに、あれっ何をしているんだっけ?みたいな感じで孤独を感じてしまう時があったけれど、今思えば仕事を終わらせた後にホッとできる状況だったのかもしれませんね。 当時は仕事と子育てに夢中で気が付きませんでしたが。今はもう話が止まらないので、子供といるときは騒がしいというか、賑やかで…仕事と子育ての切り替えはしっかりできています(笑)。

今の制度で助かっているものは?

下の子を保育園に連れて行くのに、その日の子どもの機嫌や体調次第で、普段なら20分で行けるところを1時間かかってしまったりする日もあります。ですので「時差勤務」は本当に助かります。 今はイライラせずに気持ちの余裕ができて、時間を気にせずに、心穏やかに連れていけます。

子供が大きくなると手がかからなくなってきますが、今度は宿題を見たり、保護者会に参加したり、その中で役員になったりと今まではなかったタスクが発生してくるので、今年できた「時間単位の有給休暇制度」では1時間単位で休暇を取得できるのがとても有難いです。また学校閉鎖があった際や子供と休みを合わせて「リフレッシュ休暇」を取得できるなど、休暇制度が充実しているのは本当に助かりますね。 またコロナ禍においてのテレワークや時差勤務等の対応や、テレワーク時のPC環境も会社がスムーズに対応してくれたことで、仕事と家庭の両立ができていると感じています。

「時間単位の有給休暇制度」や「リフレッシュ休暇」の他に規程の中には「子の看護休暇」があります。時間単位有給休暇制度は1時間単位で使えるし、子供が熱を出したりしたときの看護や、学校の行事にも使え、利用範囲が拡大したので利用してほしいです。この制度は男性も使えますからね。

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