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調査PRは「設計」と「分析」が命!ネタに困ったときにも使える調査PRの上手な使い方

より多くの顧客に情報を届けたい反面、闇雲に広告を回しても成果は伸びず、コストだけがかさむ...どのようなターゲットに絞り、どのような切り口でアプローチすると効率よくPRできるのか、多くの広報担当者が頭を悩ませる議題です。
その解決の糸口を見つける方法として、「調査PR」があります。この記事では調査PRを実施しようと検討している方向けに、活用方法や実施するコツをご紹介します。

調査結果による客観的情報が、ニュースリリースに厚みを持たせる

調査PRとは、意識調査や市場調査をすること。
消費者のニーズや市場動向を調査・分析することで最新トレンドやニュースとして取り上げられるような話題を見つけ、客観的な視点を交えた情報発信が可能になります。

例えば「美味しさはそのままで、従来よりカロリーが20%OFFされ、カカオが70%配合」された新商品のチョコレートを宣伝するとします。このとき、前述の情報をニュースリリースで流したとしても、「新商品を発売した」というメーカーからの単一方向の情報となり、「商品が好き」だとか、「チョコレートそのものが好き」という顧客にしか響かない可能性が高くなります。

もっと新商品の情報を「既存・見込み・潜在顧客」に広く伝えたいとき、調査PRが役立ちます。

チョコレートの成分に関連する情報を盛り込んだアンケートを取ることで、下記のような調査結果が得られたとします。

「近年は健康志向の上昇が著しく、美容や健康に良い効果をもたらすポリフェノールが豊富なカカオを多く含むチョコレートに高いニーズがある」

この客観的な情報をニュースリリースに含むことで、「顧客のニーズに応える新商品を発売しました」という、より多くの顧客が「自分に向けられた、自分にフィットする情報」だと感じられる、価値のある内容に昇華させられるのです。

消費者の客観的な情報が加わることで、ニュースリリースに厚みが出る
PRのネタに困ったときこそ、調査PRを活用

また、既存の商品やサービスなどにも、調査PRが活躍します。
新しい情報が無くてPRのネタに困ったとき、調査PRを実施することで新たな「ターゲット像」や「ニーズ」を掴むきっかけになり得るからです。
チョコレートの例をここでも取り上げましょう。長年販売してきた商品でも、「健康志向が高まる昨今のニーズにマッチ、高カカオチョコレートの消費量が増加傾向」だとか、「男性の美容ニーズが高まる傾向、購入者のボリュームに変化あり」など、さまざまなPRの切り口が見つかる可能性があります。

調査PRは製品やサービスに関する調査をするだけでは活かしきれません。その調査結果から「価値のある情報」を見つけ出すことが、本当に必要なことなのです。


ニュースリリースだけではない、調査PRの活用方法

ニュースリリース以外にも、調査PRはこのようなことに活用できます。

ブランディングへの活用

調査PRを長期的に実施し定点観測データを蓄積することは、情報の信ぴょう性が増し、継続活動している企業への信頼感にも繋がります。
期間が短期であっても、「貴重なデータ」と位置づけられる調査結果が出せれば、他の同業他社と一線を画した印象を与えられるでしょう。

営業ツールとして活用

商品やサービスの営業資料として、調査PR結果を活用することもできます。顧客や市場から必要とされていることの訴求や、既存の商材でも、調査により顧客ニーズやターゲット層の変化が見えれば、セールスの新たな糸口になります。


効果を得るには、「設計」と「分析」に重点を置くべし

いざ調査PRを実施しようとしたとき、果たして結果を最大限活かすことができるのか、不安に感じる担当者も多いと思います。
効果を得るには「調査結果の予測を立てて実施すること」と「調査結果の的確な分析」が必須となります。

調査結果の予測

意外性や新鮮な情報が欲しくて調査を実施することもあると思います。もちろんそのような調査が必要な場合もありますが、「調査結果により何がしたいのか?」が決まっていないと漫然とした設問になり、結果もありきたりな内容になりやすくなる傾向にあります。
すると目新しい情報が無いため、ニュースリリースに落とし込みづらくなったり、話題性の低さからメディアでの露出が見込めない可能性もあります。

この状況を回避するためには、まず「どんな話題性を生みたいのか」というイメージを固める必要があります。
具体的には「どのようなメディアで露出させたいか」「どんなタイトルで配信したいか」などを検討するのが、一番イメージを固めやすい方法でしょう。
イメージが決まったら、商品やサービスと「社会情勢との関連性」や「実施する季節の選定」など、実施前の戦略を練ります。この前準備が良い結果を生む秘訣です。

調査結果の分析

調査後は次のポイントを意識して「調査結果の分析」を行うことをおすすめします。

まずは「予測した内容と相違がないか」を確認します。狙い通りの結果が得られれば強力なPRネタとなります。
このとき、予想と少し方向性が違うからといって「結果を予想に寄せる」ことは絶対にしてはいけません。「客観的な情報」を得られることが調査PRのアイデンティティです。そこを「主観的な情報」に寄せてしまうと、調査PRの信頼性が失われることになります。

つぎに、「予測した結果とは違う、意外な話題性のある内容が含まれていないか」を確認します。
企業側からは見えていなかった、新たな発見がないかどうかを分析するのも重要なポイントです。データをくまなく見渡すことで、今まで見えなかったターゲット像が鮮明になってくるのです。


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そして、今まで調査をしたことがない企業の場合、なかなかそこに予算をつけづらいのも現状です。

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